お隣の武蔵村山市でお買い物をしたのですが、
するとレジに
【自治会員Cardで割引】
とのシールが貼ってありました。
ということで、武蔵村山市役所のご担当である協働推進課に
お話を聞きにお伺いしました。
・平成30年度から自治会連合会活性化事業として、
「自治会員カード」制度事業を実施している。
・自治会への加入率は、多摩地域では年々低下しており、
武蔵村山市も例外ではない。
・自治会加入活動をしたときに、自治会のメリットって何?と聞かれることがよくある。
加入のメリットは、日ごろからの地域のつながりをもつことで、
いざというときの安否確認・救助活動が可能となることや、
地域における問題点の共有で、住みやすい地域生活環境の向上、
そして、職場以外で新たな人と交流関係を築けること、などがあげられる。
そこで、連合会では新たに「自治会員カード」制度事業を実施し、自治会員の福利厚生を充実するとともに、会員へのメリットを見える化し、未加入者への加入促進を図った。
・自治会会員の方にカードを発行
・カードを登録店に持っていくと、割引等のサービスが受けられる
・カードの申込みは各自治会長あてに行う
・自治会長から市役所の担当に連絡が入り、市役所の協働推進係でカードを発行する
このような流れのようです。
武蔵村山市ホームページより
自治会活性化事業「自治会員カード」制度事業、実施中!
自治会員カード(会員特典サービス)
武蔵村山市では、自治会への加入率が24.1%(令和5年4月1日時点)となっており、
年々低下しているとのこと。
武蔵村山市HP 自治会回覧より
市でも回覧の頻度を少なくしたり、自治会役員の負担を軽減するために様々な試みを行っているようです。
町内会、自治会というと、
めんどくさい、役員が大変・・・など、
マイナスイメージを持たれる方がいらっしゃいますが、
いざという時には近助(近隣で助け合う)で、
とても役立つ自治会・町内会となります。
このことは、井上かずや、東日本大震災時に、現地で体感してきました。
加入メリットの見える化など、力を注いでいることは、
大変すばらしいことですね。