北狭山谷の湿地エリアに、少し珍しいトンボがいます。
キイトトンボ
都内で見られる場所は10か所未満で、
東京都のレッドデータブックでは、多摩地域で絶滅危惧ⅠB類(EN)に指定されています。
イトトンボの仲間なので、大きさからすると、細長い「糸」のような体をしており、
きれいな黄色が目印です。
雄はしっぽの先の部分が黒くなっているのが特徴。
ハラビロトンボ
金属光沢のある額を持ち、おなかの部分は平たく見えるトンボです。
東京都のレッドデータブックでは、多摩地域で準絶滅危惧種に指定されています。
雄は青系、メスは黄色系の色をしています。
トンボたちは「大きな池」ではなく、湿地を好みます。
トンボたちが好む湿地は、町なかにあれば、
普通なら埋め立てられ、住宅地に変わっていきます。
多様な生き物たちが住む瑞穂町の素晴らしい環境、
残せるといいですね!