ロケットエンジンを開発するということ

公益社団法人 青梅法人会さんが開催する西多摩市民講座にお伺いしました。
講師は(株)IHIの三原 礼さんです。
三原さんが取組んできたロケットエンジン開発に関する様々な興味深い内容ばかりの「苦労話」を聞くことができました。

・ロケットエンジンの開発というモノ作り、設計や実験など何年も時間がかかるが、最終的な結果は数分で出てしまう。
・開発中はワクワクしながら作業を行うが、やることをやりつくした後、最後は神が宿る領域で「神だのみ」となる。
・いろいろな自然現象やそれに接する中で培われた人の経験、それが人のセンスとなり、カッコいい設計が生まれる。カッコいい設計のものは、なぜか失敗が少ない。
・なぜこういうことが起こっているのか、何でも「Why」という気持ちを持つことは、エンジニアとして大切。最後まで突き詰める、これをやっている人間は、変わることができる。

エンジニアとしての思考を止めないこと・・・などなど、
今までの経験からあふれ出る、真の「技術者としての言葉」を聞くことができました。
私の好奇心も大満足となるお話でした。


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