地域とつながる公共施設

今日は町の高齢者福祉課主催の講演会がありましたので、
参加してきました。
現在、町で進める高齢者福祉センター「寿楽」の改修工事。
1階を多世代交流拠点とするために、何が必要か?
株式会社グランドレベルの田中元子講師による、
地域の活性化にも役立つ、とてもためになるお話を聴いてきました。
・建物が高くなるほど、人口密度は高くなる。しかし、町に人の姿はなくなる・・・
・1階は建物の10%程度だが、人間の経験の90%はそこで起こる・・・
・人々のふれあいの場を、パーソナル屋台で作ることも可能
・公共の場でのふれあい・・・不特定多数の第三者との出会いの場、そこがなければ、出会うはずがなかった方々との出会いを楽しむ・・・

グランドレベル(1階)の「コミュニケーションデザイナー」視点による、
さまざまな「気付き」を与えてもらえる素敵な講演会でした。

多世代交流拠点という白紙に近いデザイン、
そこに、ハード面、ソフト面、そしてコミュニケーション面から、
どのような補助線を入れるのか。

多世代交流拠点を創る・・・というアバウトな目標ではなく、
地域とつながる素敵な施設にするために、
多世代交流拠点には何が必要か、
しっかりとした「目的と目標」をもつこと、
これがとても大切ですね。

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